次世代足場アルバトロスの驚くべき性能
近年、よく耳にする「次世代足場」を知っていますか?
旧世代の足場は数十年に設計されたため、現在の建築現場に適していないことも少なくありません。
そのような状況のなか、現場の声をもとに、一から設計されたのが「次世代足場です」
代表的な「次世代足場」アルバトロスをもとに、次世代足場の特徴を解説します。
目次
次世代足場とは
建設作業において最も重要な機材は「足場」であると、答える建築業界の方は多いかもしれません。
その建築の要である足場に対して、近年現場の意見を反映した「次世代足場」が実用化されているのはご存知でしょうか?
「次世代足場」は「単管足場」「くさび式足場」「枠組み足場」など旧世代の足場からみて、設計思想が大きく異なり、現場作業の驚異的な効率化に成功しています。
また、前世代足場の設計はかなり以前のため、今後は日本人の体格や建築物の構造の変化に対応した「次世代足場」が主流になるとおもわれます。
次世代足場「アルバトロス」とは
代表的な次世代足場に足場メーカーの老舗であるアルインコ社が開発した「アルバトロス」があります。
アルバトロスの特徴
アルバトロスと他メーカーの「次世代足場」と比較したとき、明らかな特徴があります。
作業空間が広い
以前の足場では一階ごとの高さは170cmが基本であり、女性であっても十分余裕をもった作業空間が確保されているとは言えませんでした。
その点「アルバトロス」は180cmが標準であり、平均的な体格の日本人であれば、余裕をもって作業ができます。
計量&コンパクト
アルバトロスは構造上密度が小さく、素材も軽いものが使用されているため、従来の足場と比べて場所をとることがなく、運搬コストも経済的です。
組み立てが簡単
アルバトロスは効率的な手すり先行工法が採用されていることから、同時に先行手すりと筋かいの取り付けが可能です。従来の足場より大幅に工数の削減が見込めます。
強度が高い
アルバトロスが他の「次世代相場」から目立った長所は、仮設工業会認定品のシステム承認にて最も多くの承認を受けている点です。
仮設工業会認定とは、認定された仮設品が一定の強度や構造を保持することを保証する制度です。
事実上アルバトロスは「次世代足場」の中で最も強度が高い認証を受けた「足場」といえます。
アルバトロスの組み立て方
アルバトロスは旧世代の「足場」と比較して簡易な組み立てが実現している点も特筆事項です。
基本的な組み立ての流れを記載します。
(足場基底部)
- 敷鉄板の設置
敷板のは配置場所の安全を確認しましょう。
- ジャッキベースの配置
釘など固着具で敷板を地面に固定します。
- 支柱の設置
基底部の支柱は根がらみプレートの2700、1350、900になります。
- 足場の後踏み側(外側)に先行手すりを装着
- 2層目に先行手すりを設置
- 床付き布枠の設置
(足場基底部)
- 2層目足場の前踏み側の布材設置
緊結部のくさびがしっかりと固定されている(ゆるみがない)かをチェックします。
- 3層目分の支柱設置
1,800か3,600の支柱を使います。
正しく抜け止めをロックする必要があります。
- 足場の外側面3層目の先行手すりを設置
- 3層目の床付き布枠の設置
以降目的の階数に到達するまで繰り返しになります。
支保工も使用可能
トンネルや橋などを建築する際に、施工物を支える骨組みを支保工といいます。
アルバトロスは支保工にも転用できます。
アルバトロスの建設に携わる作業員の安全を守る頑丈さは、こういった施工物の土台としての役割を果たすことも可能です。
アルバトロスの価格相場と販売先
アルバトロスは製造元であるアルインコ社の他、カセツ商会等、販売業者にて取り扱いがあります。
値段に関しては、アルバトロスの規模やオプションによって大きく変動するため、業者に見積もりを取る必要があります。
アルバトロス以外の次世代足場
アルバトロス以外にも各社から「次世代足場」が市場に投入されています。
よく現場で見かける「次世代足場」は以下の通りです。
IQシステム
IQシステムは建設機材と重工業用機材から工業プラントの製造まで手がける「光洋機械産業」提供の「次世代足場」です。
特徴としては、一階あたりの高さが「190cm」も確保されており、他メーカーの「次世代足場」と比べても最大の高さを誇る点です。
近年の建設業界は人手不足の影響から、多くの外国人労働者が現場に出ています。
そのため、日本人より体格の大きな地域の外国人労働者の効率よい作業を可能にする空間の保持は大きなアドバンテージになるはずです。
ダーウィン
「足場」などの仮設器具を製造及びリースする日建リース工業の「次世代足場」です。
注目点として、ダーウィンは国内足場シェアNO1であり、信頼度の高さが伺えます。
また日建リース工業は社名の通り、自社製品をリースしています。ダーウィンもリースが可能であり、製造メーカーから直接リースできることは、コストカットに繋がります。
下記に記事では、ダーヴィンについて詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
次世代足場ダーウィンって?特徴や組み立て方、他製品との違いを徹底解説
ファステック
ファステックは安全面に特化した「次世代足場」です。
1柱当たりの許容荷重は13.0KNであり、業界最高レベルです。
また、ポケット式により安定してパイプを設置できます。
ミレニューム
ミレニュームは初の仮設工業会から認定を受けた「次世代足場」です。
そのため、「次世代足場」のなかでは、比較的古い商品でもあります。
しかし逆に長年に渡って使用されている点は、信用性が高いベストセラーともいえます。
「次世代足場」は必須な時代に
このように「次世代足場」は工数・安全・運搬コストなど、旧世代の足場と比較して、驚異的な進化を遂げています。
人手不足に悩まされる建築業界にとって「次世代相場」の検討は必須であるといえるでしょう。
中古足場材の販売の株式会社カセツ商会
カセツ商会について
株式会社カセツ商会は、千葉県野田市に本社を置く、建設用足場資材の販売・買取の専門業者です。
同社は、新品・中古の足場資材を中心に、建築現場で必要とされる仮設資材を幅広く取り扱っています。具体的には、足場資材、単管パイプ、仮囲い、敷き鉄板などを提供しており、また、現場で使用される親綱や保安部品も取り扱っています。
地元はもちろん、全国の足場工事業者をはじめ、工務店、一般建設業者からも支持を受けています。
創業以来、お客様に安心・安全な建設資材を提供するため、同社では品質にこだわった商品の提供に努めています。
特に中古足場資材に関しては妥協を許さず、徹底的な検品、修理を行いお客様が安心して使用できる中古足場資材を提供することを心がけています。
販売サービスについて
千葉県野田市本社に約3,000坪ある資材センターを中心とし、各営業所も1,000坪以上の敷地を有して注文を受け、全国へ配送しております。
新品・中古の足場をはじめとした建設資材を幅広く取り扱っており、中古商品については、プロによる点検・補修が済んでいます!
また、中古足場でも新品足場でも、注文は各営業所で受け付け、1本、1個から全国に配送しています。
買取サービスについて
不要になった足場資材、余剰の単管パイプ、万能板、敷鉄板などの仮設資材を買取ります。現場で使用していた足場が不要になった場合は、当社の買取サービスをご利用ください。
当社では、中古足場の高価買取を行っており、また、足場の買い戻しも可能です。お客様の状況に合わせて最適なご提案を行います。
足場の買取ならカセツ商会
カセツ商会の強み3点
強み① プロによる点検・補修
当社では、品質に妥協を許さず、全商品にプロによる点検・補修を行っています。そのため、安心・安全・整備済みで、すぐに使える商品をご用意しています。
強み② 圧倒的な在庫量
本社には約3,000坪ある広大な資材センターがあり、新品・中古足場、建設資材、なんでも取り扱っています。
お客様の「これ、欲しい。」にいつでも対応できるよう豊富な商品ラインナップをご用意しております
強み③ 全国でも対応可能
当社は本社を千葉県に構えていますが、北海道、宮城県、大阪府、福岡県にも営業所を展開しており、全国での注文受付、配送が可能です。
また、買取についても、お客様のもとへお伺いして対応いたします(※離島、少量の場合を除く)。
Contact
ご相談・お問い合せ
電話で相談
telephone
04-7189-8047
受付時間 平日9:00~18:00
メールで相談
mail/FAX
メールでのお問い合せ
メール・FAXは24時間受付