コラム

足場倒壊の原因と対策【事故事例に学ぶ】

投稿日:2023.9.29  更新日:2023.9.29

建築中の家やビルなど、足場が組まれている状態のときに台風が接近すると、「崩壊するのではないか?」と心配になるものです。
実際、工事現場での足場倒壊に関連する痛ましい事故が時おり報道されることがあります。
そこで本記事では、事故の実例を通じて、足場倒壊の主要な原因と防止対策について紹介します。

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足場が崩れる原因とは

足場はどのような状況で倒壊するのでしょうか?その主な原因を4つ紹介します。

強風による影響

足場が崩れる最大の原因は、強風の影響を受けることです。
特に都心部ではビル風なども影響し、建物の間にかなり強い風が吹くこともあります。
養生シートが風に吹かれると、足場自体が引きずられ、強力な力がかかり倒壊してしまうのです。

同様に、風の荷重が大きいと、防音パネルさえも倒壊することがあります。
風の影響は、建物が高層階になるほど受けやすく、被害が甚大になることが懸念される点です。
台風などによる影響だけでなく、強風が予想される場合はくれぐれも注意してください。

地震による影響

地震の影響により、足場の構造が弱まると、崩壊するケースがあります。
地震が発生した直後は無事に見えるかもしれませんが、時間が経過するにつれて急激に崩れる可能性があり、警戒が必要です。
地震によって留め具が緩み、状態が悪化し、最終的に崩壊することがあるのです。

このような倒壊事例は、低層の足場でも発生します。
現在一般的に使用されている「ビケ足場」は、ハンマーを使って叩いてはめ込むだけで比較的簡単に組み立てられます。
そのため、地盤が弱い場所では、安定性が急速に低下し、崩壊の危険性が高まる可能性があることに注意しましょう。

人員の体調不良

作業員が体調不良の際に高所で無気力状態になり、不安定な状態で作業を行うことは、非常に危険です。

体調不良の状態では、通常は問題なく遂行できる作業でも、必要な部品を正確に使用できなかったり、風の影響で安全対策を怠ったりする可能性が高まります。
このような行動が足場の崩壊事故につながることも考慮しましょう。

無理な工期短縮と工費削減

コスト削減や工期短縮のために、足場の確実な固定が軽視されることも、倒壊事故の原因となります。
特に、改築工事の現場では足場の固定作業を怠ったことで、事故が多発しています。

たとえば、既存のRC造の壁に新しい穴を開けてアンカーを取り付けたり、鉄骨造や木造の壁に下地材を利用して金物を確実に固定したりする場合などです。
足場の固定作業を無視することは、倒壊事故の危険を高める要因となります。
足場を固定する手間は決して軽視してはなりません。

実際の事故例と原因

足場倒壊の事故例を3つ紹介します。
事故例の原因を確認しておきましょう。

事例①メッシュシートの畳忘れ

メッシュシートを畳むことを忘れ、台風などの強風下でメッシュシートが風にあおられ、足場が倒壊する例があります。
メッシュシートは強風を受けると、船の帆のようになり、足場は大きな力に晒されます。
メッシュに穴が開いているとはいえ、強風の中で網目はないに等しいものです。

そのため、強風に耐え切れずに、足場は倒壊してしまいます。
メッシュシートによる足場倒壊事故を防ぐためには、メッシュシートを適切に畳めばよいだけです。
しかし、多くの足場倒壊事故では、メッシュシートが畳まれずに使用されており、結局は強風に晒されて倒壊してしまうケースが少なくありません。

事例②枠組み足場の倒壊

枠組み足場の倒壊に関する事例も存在します。
枠組み足場は通常、「ビティ足場」としても知られ、足場工事で広く使用されるタイプです。

この種の倒壊原因はさまざまです。
たとえば、ジョイントの未施工、壁つなぎの位置の確認不足、筋交いの損傷などが考えられます。

事例③防音パネルの剥がれ落ち

防音パネルが剥がれて落下することによって足場が崩れるケースが発生することがあります。
建物の解体や修繕作業では、通常、がれきの散乱を防ぐために防音パネルが使用されます。しかし、防音パネルはメッシュシートのように簡単に取り外したり巻き取ったりすることができません。
そのため、風が強い時に防音パネルが剥がれてしまい、これが足場の崩壊事故の原因となることがあります。

足場倒壊を防ぐ対策

足場が崩れると、大規模な損害が発生する可能性があります。
このリスクは現場作業員にとってケガの危険性があるだけでなく、その後の作業スケジュールにも影響を及ぼすでしょう。
ここでは、足場の崩壊を防ぐための対策方法を紹介します。

強風が吹く前に備える

台風の接近が予想される場合、強風が吹き始める前に養生シートを点検しましょう。
養生シートは全体に貼り付けると、風が通りにくく、シートが引っ張られて倒れる危険性が高まります。
そのため、シートを一部のみに使用し、風が通る余地を残すように心がけましょう。
また、風が極めて強いときには、シートを外してしまう選択肢も考えておくことをおすすめします。
強風がおさまったら、養生シートを取り付けましょう。

点検を怠らない

足場の安定性を定期的に点検する習慣を身につけましょう。
足場は突然崩れるだけでなく、留め具などがゆるんで徐々に劣化することもあります。
そのため、作業現場では定期的な点検と必要に応じて締め直しを行うことで、倒壊の危険性を最小限に抑えることができます。

くさび緊結式足場を使う

くさび緊結式足場を使用することで、台風の影響を心配する必要がなくなります。
この足場は、ハンマーを使用して確実に取り付けられ、風の影響を受けにくい設計が特徴です。
風が吹いても安定しており、崩れる心配がありません。

足場倒壊への徹底した対策で事故防止

足場倒壊の原因と対策について、事故事例を挙げて解説しました。
足場の倒壊は主に強風と地震が原因です。
安全を確保するためには、強風が吹く前に養生シートを設置することと、定期的に点検を行うことが重要です。
また、足場の安定性を高めるために、くさび緊結式足場の使用をおすすめします。
足場の倒壊による事故を防ぐためには、対策を怠らずに実行しましょう。

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