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「足場の建地はどの部分?」「具体的な役割を教えてほしい」などと考えていませんか。
耳慣れないため戸惑っている方もいるでしょう。簡単に説明すると足場の支柱です。このことからわかる通り、非常に重要な役割を担っています。
ここでは、建地の概要と役割を解説するとともに補強の方法や補強にあたり注意したいポイントなどを解説しています。
以下の情報を参考にすれば理解を深められるはずです。足場の基礎知識を調べている方は参考にしてください。
目次
地面に対して垂直に立てられた支柱を指します。一般的には、足場の一部として組み立てられた支柱を建地といいます。つまり、部材の支柱は足場の一部として垂直に立てられることで建地になるのです。
足場を支える柱として働きます。足場は、建地に布や腕木などを取り付けて組み立てられます。布は長手方向の建地間に取り付けられる部材、腕木は短手方向の建地間に取り付けられる部材です。それぞれ、隣り合う建地を固定する役割を担います。建地を支柱として足場は組み立てられるため、建地がゆがむと足場全体もゆがんでしまいます。足場全体がゆがむと、倒壊などの事故につながるかもしれません。垂直に立てることが大切です。
建地は「前踏み」と「後踏み」にわかれることがあります。建築物の外壁面に沿って建地を前後2列並べる本足場の場合、建築物から見て手前を「前踏み」、奥を「後踏み」といいます。建地が1本しかない場合、このような区別はできません。建築物が高い場合は、基本的に建地を伸ばします。ここでいう「伸ばす」は「高くする」と同じ意味です。業界特有の表現といえるかもしれません。
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平成27年に鋼管足場(単管足場)に関連する労働安全衛生規則の改正が行われました。改正のポイントは次の通りです。
【改正前】
鋼管足場の建地の最高部から計測して31mを超える部分の建地は鋼管を2本組とする
【改正後】
建地の下端に作用する設計荷重(足場の重量に相当する荷重+作業床の最大積載荷重)が当該建地の最大使用荷重(破壊に至る荷重の2分の1以下)を超えないときは鋼管を2本組とする必要はない
出典:厚生労働省「足場からの墜落防止のための措置を強化します」
改正後は、建地の最高部から計測して31mを超える部分であっても、必要性が認められなければ鋼管を2本組にする必要はありません。ただし、以下のポイントには注意が必要です。
メッシュシートや朝顔(防護柵)などの重量に相当する荷重も「足場の重量に相当する荷重」に含まれます。「破壊に至る荷重」には、使用状況に近い環境で行った支持力試験で得られた荷重を使用できます。また、緊結金具を用いずに組み立てられる単管足場(鋼管にフック・フランジなどを溶接)は、これを組み立てた状態で行った支持力試験の結果(許容支持力:破壊に至る荷重の2分の1以下の荷重)を最大使用荷重として用いることができます。ただし、支持力試験の結果は布材や補剛材などの使用条件で変わるため、これらの使用条件に応じた最大使用荷重を用いなければなりません。
出典:厚生労働省「足場からの墜落防止のための措置を強化します」
下記の記事では、メッシュシートについて詳しく紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。
関連記事:足場に欠かせないメッシュシートの役割と設置に関するルール
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足場は種類により高さ制限が設けられています。各足場の原則的な高さ制限は次の通りです。
以上はあくまでも原則です。ブラケット一側足場は、鋼管2本組などで建地を補強することにより15m以上の高さでも使用できます。また、一般社団法人仮設工業会は、建地最高部から31mを超える部分の建地を原則2本組とすることで、くさび緊結式足場の適用範囲を45mまで広げています。設計荷重が建地の最大使用荷重を超えないときは2本組とする必要はありません。
ここでは、建地の役割や補強方法などについて解説しました。建地は、地面に対して垂直に立てられた支柱です。足場を支える役割を担っています。
地面に対して垂直に立てられていないと足場全体もゆがんでしまいます。足場の安全性を確保するため非常に重要な部材です。
また、建地は足場の補強や高さなどにも関係します。これらのルールも押さえておかなければなりません。
この記事を参考に、ルールを守って安全に作業できる環境を整えましょう。
中古足場材の販売の株式会社カセツ商会
株式会社カセツ商会は、千葉県野田市に本社を置く、建設用足場資材の販売・買取の専門業者です。同社は、新品・中古の足場資材を中心に、建築現場で必要とされる仮設資材を幅広く取り扱っています。
具体的には、足場資材、単管パイプ、仮囲い、敷き鉄板などを提供しており、また、現場で使用される親綱や保安部品も取り扱っています。
地元はもちろん、全国の足場工事業者をはじめ、工務店、一般建設業者からも支持を受けています。
創業以来、お客様に安心・安全な建設資材を提供するため、同社では品質にこだわった商品の提供に努めています。特に中古足場資材に関しては妥協を許さず、徹底的な検品、修理を行いお客様が安心して使用できる中古足場資材を提供することを心がけています。
千葉県野田市本社に約3,000坪ある資材センターを中心とし、各営業所も1,000坪以上の敷地を有して注文を受け、全国へ配送しております。
新品・中古の足場をはじめとした建設資材を幅広く取り扱っており、中古商品については、プロによる点検・補修が済んでいます!
また、中古足場でも新品足場でも、注文は各営業所で受け付け、1本、1個から全国に配送しています。
不要になった足場資材、余剰の単管パイプ、万能板、敷鉄板などの仮設資材を買取ります。現場で使用していた足場が不要になった場合は、当社の買取サービスをご利用ください。
当社では、中古足場の高価買取を行っており、また、足場の買い戻しも可能です。お客様の状況に合わせて最適なご提案を行います。
足場の買取ならカセツ商会
当社では、品質に妥協を許さず、全商品にプロによる点検・補修を行っています。そのため、安心・安全・整備済みで、すぐに使える商品をご用意しています。
本社には約3,000坪ある広大な資材センターがあり、新品・中古足場、建設資材、なんでも取り扱っています。
お客様の「これ、欲しい。」にいつでも対応できるよう豊富な商品ラインナップをご用意しております
当社は本社を千葉県に構えていますが、北海道、宮城県、大阪府、福岡県にも営業所を展開しており、全国での注文受付、配送が可能です。また、買取についても、お客様のもとへお伺いして対応いたします(※離島、少量の場合を除く)。
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