足場とともに用いる「架設」の意味と「仮設」との違い
「足場の『架設』と『仮設』の違いがわからない」などと悩んでいませんか。
どちらも「かせつ」と読みますが意味は異なります。足場の話をするときは、これらの意味を押さえておくことが欠かせません。
ここでは架設の意味を明らかにするとともに仮設との違いを解説しています。両者の違いがわからず混乱している方は参考にしてください。
目次
足場の架設とは
goo辞書によると「架設」の意味は次の通りです。
橋や電線などを一方から他方へかけ渡すこと。
足場の架設は、柱間に足場を渡すことといえるでしょう。足場を設置する行為と言い換えることもできます。
仮設との違い
goo辞書によると「仮設」の意味は次の通りです。
必要に応じて仮に設けること。
仮設足場は、一時的に設置した足場という意味になります。設置する行為を表すわけではありません。
建設工事で使用する足場の種類
架設と仮設の違いは以上の通りです。ここからは建設工事で用いられている足場の種類を紹介します。
単管足場
単管パイプをクランプと呼ばれる金具でつなぎ合わせて組み立てる足場です。
単管パイプは直径48.6mmの鋼管、クランプは接合部に用いられる繋ぎ金具を指します。
狭い場所でも組み立てられる点やカスタマイズ性が高い点が主なメリットです。
一方で、単管パイプの上で作業を行うため(布板を敷かない)、安定性や安全性は低くなります。また、組立・解体に時間がかかる傾向もあります。
主に、戸建て住宅の外壁塗装用足場などとして用いられています。
▼商品についてはこちら▼
くさび式足場
凹金具を備えている部材に凸金具を備えている部材を打ち込み組み立てる足場です。
必要な部材がセットになっているため、ハンマーを用意するだけで足場を組み立てられます。設置・解体に手間がかかりにくい点がメリットといえるでしょう。
ただし、設置には一定のスペースが必要です。狭い場所には適していません。主に、低中層建築物の工事に用いられています。
また、2015年に「くさび緊結式足場の組立て及び使用に関する技術基準」が改定されたことにより高さ45mまで使用できるようになっています。
関連記事:くさび足場とは?足場の種類と必要な部材について解説
▼商品についてはこちら▼
枠組み足場
建枠にジャッキベース、布板、交差筋交などを組み合わせる足場です。建枠は門型の支柱といえるでしょう。
主なメリットは、組立・解体に手間がかかりにくいことと強度や安全性が高いことです。ハンマーを使用しないため、組立時に騒音がでにくい点も見逃せません。
ただし、組み立てにある程度のスペースを必要とします。また、コストも割高になることがあります。
デメリットはあるものの、高層建築物を含め多くの現場で用いられているポピュラーは足場です。
▼商品についてはこちら▼
吊り足場
布板を上から吊り下げる足場です。下から組み上げない点が通常の足場とは異なります。
メリットは、足場の設置が難しい場所でも設置できることです。ただし、墜落・転落などのリスクは高くなります。
したがって、一般的な足場よりも点検・確認などの手間がかかります。また、組立・解体・変更にあたり組立等作業主任者の配置を求められます。
吊り足場は、橋梁工事、高層ビルのメンテナンス工事などで多く用いられています。
下記の記事では、吊り足場について詳しく紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。
関連記事:吊り足場とは|その種類と知っておきたいメリット・デメリット
移動式足場
枠組み足場の下部に脚輪を取り付けた足場です。昇降用の梯子も取り付けられています。
メリットは自由に移動できることといえるでしょう。天井の配管工事など、高所での作業を効率よく行える可能性があります。
ただし、脚輪がついているため転倒などには注意が必要です。使用前にブレーキをかけるなどの対策が求められます。
架設と仮設の違いを理解しましょう
ここでは、足場の架設と仮設について解説しました。架設は柱間に足場を渡すこと、仮設は仮に設置することを意味します。正確に意味を理解しておかないと、専門家とのコミュニケーションに支障が生じるかもしれません。「架」と「仮」の違いに注目すると、誤解を防ぎやすくなるはずです。また、足場にはさまざまな種類があります。この記事を参考に、用途に合わせて選べるようにしておきましょう。
中古足場材の販売の株式会社カセツ商会
カセツ商会について
株式会社カセツ商会は、千葉県野田市に本社を置く、建設用足場資材の販売・買取の専門業者です。同社は、新品・中古の足場資材を中心に、建築現場で必要とされる仮設資材を幅広く取り扱っています。
具体的には、足場資材、単管パイプ、仮囲い、敷き鉄板などを提供しており、また、現場で使用される親綱や保安部品も取り扱っています。
地元はもちろん、全国の足場工事業者をはじめ、工務店、一般建設業者からも支持を受けています。
創業以来、お客様に安心・安全な建設資材を提供するため、同社では品質にこだわった商品の提供に努めています。特に中古足場資材に関しては妥協を許さず、徹底的な検品、修理を行いお客様が安心して使用できる中古足場資材を提供することを心がけています。
販売サービスについて
千葉県野田市本社に約3,000坪ある資材センターを中心とし、各営業所も1,000坪以上の敷地を有して注文を受け、全国へ配送しております。
新品・中古の足場をはじめとした建設資材を幅広く取り扱っており、中古商品については、プロによる点検・補修が済んでいます!
また、中古足場でも新品足場でも、注文は各営業所で受け付け、1本、1個から全国に配送しています。
買取サービスについて
不要になった足場資材、余剰の単管パイプ、万能板、敷鉄板などの仮設資材を買取ります。現場で使用していた足場が不要になった場合は、当社の買取サービスをご利用ください。
当社では、中古足場の高価買取を行っており、また、足場の買い戻しも可能です。お客様の状況に合わせて最適なご提案を行います。
足場の買取ならカセツ商会
カセツ商会の強み3点
強み① プロによる点検・補修
当社では、品質に妥協を許さず、全商品にプロによる点検・補修を行っています。そのため、安心・安全・整備済みで、すぐに使える商品をご用意しています。
強み② 圧倒的な在庫量
本社には約3,000坪ある広大な資材センターがあり、新品・中古足場、建設資材、なんでも取り扱っています。
お客様の「これ、欲しい。」にいつでも対応できるよう豊富な商品ラインナップをご用意しております
強み③ 全国でも対応可能
当社は本社を千葉県に構えていますが、北海道、宮城県、大阪府、福岡県にも営業所を展開しており、全国での注文受付、配送が可能です。また、買取についても、お客様のもとへお伺いして対応いたします(※離島、少量の場合を除く)。
Contact
ご相談・お問い合せ
電話で相談
telephone
04-7189-8047
受付時間 平日9:00~18:00
メールで相談
mail/FAX
メールでのお問い合せ
メール・FAXは24時間受付